反復開発とテスト - 7年
関将俊さんの、長い経験にもとづいた、滅茶有益な話を聞かせていただけた。いくつか「なるほどー」と感じたことを簡単に箇条書きする。
- 「要求」から「プロセス」を経て「ソフトウェア」を生み出す作業を何度も反復していく過程において、進化するのは「ソフトウェア」とういう成果物だけではない。「プロセス」という成果物も進化する。ここでいうプロセスとは「チーム」も意味する。
- これらの繰り返しの中で、「若い変更」(最近の変更)は試験期間の少なさという意味でリスクが高い。
- そういう意味でも、大きいものから着手した方が良い。
- 手動テストも毎日繰り返しやる。テストケースもストーリー。
- 量の問題があるし。
- いくつかの観点から優先順位を計る。
- レート(重要度、ペアで判断する。見直す。)
- 鮮度
- 直近の成績
- 最後に試験が通ったタイムスタンプを記録しておく。
- 心配事の容量
- 入力と出力のバランスがくずれる。
- 余裕が無いと問題が発見できない。
- 出力が安定している→「うまくなっている」という感じ。
- 繰り返しているからこそ、統計をとって分析する事ができる。
インターネット・アプリケーションを素早く作る − Project Zero
Project Zeroにはすごい興味があったから参加したけど、せっかくのデモもEclipseのフォントが小さすぎて全然見えませんでしたよぉ。コマンドラインも同様。なんなのさー。
- Project Zero = (Grails + Eclipse Plugin - GORM) + (Yahoo Pipesの5割引)
- RESTFulな実装はさすが。
- P8なるJVM上のPHP動作環境があるっぽい。
- Server側は「1プロセス=1リクエスト(正確にはちょっと違うが)」なステートレス。
- 次のリリースでJava6への対応を行うことで、Java6の高速化の恩恵をそのまま受ける。
- 「JVMのpooling」等の仕組みも準備する。
こんなカンジの印象で、結局触る気はない。Railsでいいじゃん(Rails未経験で言える事ではないけど><)。
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