2008年8月26日火曜日

iPhoneでGoogleReaderを便利に!

iPhone用のGoogleReaderクライアントを発見した。ByLineというアプリで、1,200JPY。
GoogleReaderをオフラインでブラウザし、オフライン状態での「未読or既読の状態」「Starをつけたかどうかの状態」を、オンライン時に同期をとってくれるという理想の動作をしてくれるものだ。
基本的な使い方
重要な考え方として以下を理解しておく必要がある。まずは取得するリソースの種類と言うか、リソースの取得方法、というか。
  • 「配信されたソースのみ取得、保持」するモードでは、GoogleReader上で読むような、Feedに含まれたソースのみ取得・保持する。
  • 「完全なページの取得、保持」するモードでは、実際のURLにアクセスしてhtmlゃCSS等も全部取得するモード。WebArchiveのようなカンジにとにかく全部持ってきてしまうので非常に遅い
後は、「未読のもの」「Starしたもの」「Noteしたもの」の種類毎にこれらを設定できる。
設定画面
「Offline Browse」を「ON」にすると、「完全なhtmlを取得する」となる。このSSではStarがついているもののみ「完全なhtmlを取得する」をONにしている。
未読のFeed
「New」タブに25件ずつ読み込まれる。「Load more...」という機能もあるが、これで25件以上読み込んでみても、実際には「25件以上はヘッダのみ読み込まれる」という動作をするようだ。
このSSの場合は上記の設定通り、「Offline Browseはオフ」つまり「完全なhtmlを取得しない」モードの時。左が一覧で、右が詳細。
StarしたFeed
こちらは「完全なhtmlを取得する」モードの時。左が一覧で、右が詳細。詳細画面の方ではSafariと同様に拡大縮小の操作が有効。

自分の場合は次のように運用してる。

  • 3G接続状態のときの設定は「全てOffline BrowseはOff」しておき、未読記事で読みたい物をStarしていく。25件処理が終わったらリロードして、次の25件、次の25件、とどんどんフィルタする。リロードする時にStarしたものは別途取得しようとするが、Offline Browseをオフしていれば、完全htmlの取得をしないので時間がかからずに済む。
  • WiFi接続のときのみ「StarされたのみOffline BrowseをOn」しておき、時間がかかるが一気に完全htmlを取得する。
  • 3GにもWiFiにも接続されていない完全なオフライン状態の時には、WiFi接続状態の時に取得した「Starしたものの完全html」を読む。
  • この使いかたでのミソは「一度完全htmlを取得したものは、OfflineBrowseがオフでも完全htmlを維持してくれる」という点。移動中等、頻繁に3Gのオンオフが切り替わるときでも、3Gが切れたらStarされたものの完全htmlがあればそれを読む事ができる。
これでほぼ理想的な運用ができるようになった。もう未読数1000+とかを見て泣けてくる事もなくなった!さらなる理想を言うとしたら、以下くらいか。
  • 未読の取得件数を設定で変更できたら嬉しいなー。
  • PC用のClientが用意されていて、そっちで完全htmlを取得してから同期転送できるといいなー。
  • タグ付けもできると嬉しいなー
とにかく、GoogleReader利用者にはオヌヌメの一品です!

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