2010年5月6日木曜日

空うさぎがまた便利になりそう! #sora_usagi

@aqubiが作っている、FriendFeed, Twitter, RSSクライアントの「空うさぎ」に大きな変更が入るようです。「空うさぎ」はFriendFeedやTwitterはもちろん、RSSも取得できるのでRedmine/Trac等のITSのプロジェクトタイムラインやらGMailのメール着信まで、色々なリアルタイムフィードの取得を行い、特定の条件を満たすフィードを通知するという事に重点をおいたアプリケーションです。空うさぎの通知機能は、通知(フィルタ)の種類ごとに「どんな色で表示するか」「何秒間表示するか」「指定した時間が経過した後で自動的に閉じるのか、手動で閉じる必要があるのか」等を細かく設定する事ができます。

この通知機能について、かなり初期の段階から「通知ウインドウから直接返信等の操作を行う機能」「一定時間経過で自動で閉じてしまう通知でも、モノによってはピン留めして通知ウインドウを残しておける機能」について考えられていたのですが、とうとうそれが実装されました。

こんなカンジ


これが今までのバージョンと同じ、通常の通知ウインドウ。


通知ウインドウの上にマウスカーソルを移動すると、「閉じる」ボタンや「展開する」ボタン(吹き出しのようなやつ)や「ピン留めする」ボタンが現れます。


ウインドウの右上のピンをクリックするとピン留めされた状態になります。この状態になると、一定時間経過で自動的に閉じる機能は無効になります。


通知ウインドウを展開すると、こんなカンジ。このウインドウからFriendFeed、Twitter、拡張機能(ブラウザで開いたりReadItLatorに送ったりInstapaperに送ったり)の操作を行うことができます。もう一度吹き出しアイコンをクリックすると通常表示状態の小さいサイズになります。

この機能にあわせて、ピン留めした通知ウインドウ意外を全て閉じる、という機能も追加されました。スリープ状態から復帰した時にたくさんの通知ウインドウが残っていた…といった場合に、ひととおり眺めて、何らかのアクションが必要なもののみピン留めしておき、他は一気に閉じるといった使い方ができそうですね。

他にも

aqubiもブログで書いてますが、通知ウインドウを表示する仕組み自体がごっそり変わるようです。今まではCPUの使用率の節約のために、透明の通知領域ウインドウ上に通知パネルが表示される形式だったのが、通知ウインドウ自体が独立したウインドウとなるようです。これにより、今までは動作しなかった(動作しなかったわけではないが、ほぼ操作不可能だったw)Linuxでも動作するはずです。Ubuntu8.10/9.04/9.10で動作確認したところMacよりも軽快に動いていました。

また、これまで投稿者の画像を取得する処理がうっかり同期になっていたようで、そこが非同期で処理されるようになったみたいです。今までは、大量のデータソースからフィードを取得している人なんかはスクロールやリスト内でのフィルタ・その解除等の操作にストレスがありましたが、それがなくなりサクサク動くようになりました。その代償として、起動直後などはアイコンの取得がユーザの操作に追いつかないという現象が目立つようになってますが、ユーザの操作をブロックされるよりははるかに良いと思います。

次のリリースが楽しみです。

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