@atusi さん主催のGoogle Apps Script勉強会#2 に参加しました。
第一回の時とは違い、半分くらいの人が「Google Apps Scriptを触ったことがある!」という状態でビックリです。日本でそんなにGASを触っている人がいるなんて…。
発表資料など
@webos_goodiesさんがAWSのROUTE53とSpreadsheetの連携アプリの紹介を、@atusiさんがGASの概要の説明をされました。
- @webos_goodiesさん - GASでアプリ作ってみた
- @atusiさん - Google Apps Script #2
ハカソン
今回はハッカソン主体だったので、自分も何か作ろうと作業しました。お題は「会社の勤怠シートの入力を補助するツール」です。私は勤怠シートを月末にまとめて記入するずぼらなタイプで、毎月入力が面倒です。そこで、下記の機能を持ったスクリプトを作ることにしました。
- 入力する勤怠の対象月を入力する
- 日本の祝日を取得する
- 自分の予定一覧を取得する
- 土日祝以外は基本となる時刻を固定で入力済みにし、自分の予定を補足情報として対象日に表示する
結局作業時間の範囲内では表示に必要なデータの取得までしかできていなかったのですが、ログに出力した内容を表示しつつ「取得まで出来たんだぜ」とか成果発表をしました。
帰宅後に少し作業して表示部分もできたので貼っておきます。アクティブシートにがっつり上書きするので、興味があるなどで試される方は新規のシートで試してください。
新規シートを作ってスクリプトエディタを起動し、コピペでペタっと貼ってシートを再読込すると「gasja2」というメニューが追加されます。その下の「勤怠入力補助」をクリックします。
いくつか入力項目をもったダイアログが表示されるので、2011/02のような形式で年月を入力してOKをクリックします(最初はカレンダーへのアクセスを許可を求めるダイアログが表示されるので、許可する必要があります)。
対象月の勤怠表の雛形が表示されます。土日祝以外はデフォルトの勤務時刻が入力され、土日祝は日付列の背景色が変わります。祝日情報は日付列のコメントに設定されます。また、シート所有者のカレンダー情報は2列目に表示されます。
気になった
今回も新たに勉強になったことがたくさんありましたが、その中でも特に気になった物。
Rage#setBackgroundColor()
Range#setNumberFormat()
Sheet#setColumnWidth()
上記のような、スタイルの設定を行う機能が存在しているということに驚いた。確かgoogle-data-apiのSpreadsheet APIにはセルのスタイルを操作するAPIが無かった記憶があったんですよね。GASは必ずGAS-GData-(Spreadsheet等)という経路でAPIを実行すると思っていたので、実はそれ以外にGAS-(Spreadsheet等)のような経路があるのか?等と思いました。それか、GDataにスタイル操作系のAPIが追加されたか、追加される前兆か?…と気になりました。
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