2008年10月17日金曜日

JJUG Cross Community Conference 2008 Fallに行ってきた

MapReduceとP2P (藤田 昭人氏)

  • Map/Resuceの話とか。
  • "コンピューティングクラウド"→"クラウドコンピューティング"はサーバ仮想化。それとは別の用語として定義したそうな。確かにHadoopをクラウドと読んじゃうとわかりにくいです。
  • 事業性についてはまだ考え中。
  • 公開実験
    • 40台のホストを調達済み
    • 11月末にα公開するそうな。

ドロネーオーバレイネットワーク - 空間的データ構造から考える分散空間情報 - (大西 真晶氏)

  • 難しかった…><
  • ドロネーオーバレイネットワークってのは、空間に存在するノードとノードを結ぶためのアルゴリズム。
  • きしださんが好きそうだな、という事だけ感じるのが精一杯だた。

楽しいSpring2.5(土岐 孝平氏)

  • 事例→案件ベースでのニーズは伸び続けている
    • 最近は大規模が多い
    • RIAとの組み合わせとかもある
  • SpringSource社の近況の紹介とか
    • 2008年7月に買収したCOvalent社は、ASFのサポートを商売にしている会社
    • プロダクトは、「開発ツール・監視ツール」「サポート」「ApplicationServer」「Framework本体」
    • でも、価格は「営業に相談」という謎
    • メンテナンスポリシーについての話は「次期メジャーリリスのRCリリース以降のメンテナンスリリースはEnterpriseユーザのみ」というのが最新の話
  • SpringSource dm Server
    • 非JavaEE。EJB、WEB-INF、web.xml、全部が不要。
    • ライセンスはGPL。
    • デプロイするモジュールの粒度は任意。アプリケーション単位のwarではなく、部品単位のBundleで。レイヤー単位にBundleを分割するのがいいとの事。
    • Bundleのバージョン管理が出来て、同じBundleの別バージョンを混在させる事も可能。
    • 開発時のメリット→Bundle単位でカプセルかできる。更新したBundleの反映が簡単(開発ツールが勝手にデプロイ)。
    • 運用時のメリット→Bundle単位でメンテナンス(サービスを停止せずにデプロイする事も出来る)。異なるバージョンも管理できる
    • 開発ツールはEclipseのプラグインがあり、それを使うと色々便利。
    • Bean定義ファイルは外向け内向けの2種類。
ちょっと期待はずれだったかなー。Spring2.5じゃなくてSpringSource dm Serverの紹介というカンジ。デモではひとつのBundleを複数のアプリケーションから共有するデモだったけど、そこをやるならついでに「んじゃこのBundleをバージョンアップさせて違うバージョンのBundleを利用」みたいなデモも見せて欲しかったなー。あと、Bundle内部用のBean定義ファイルは相変わらずXMLまみれなの?デモを見るとそう見えた。

Agileは現場に適用できるのか? ~オンナだらけのパネル・ディスカッション~

開始直後からなんだかビミョーなカンジの進み方で、VB6からStrutsへのリプレースをJava経験ナシのメンバで納期だけ確定の状態で云々…と、ちょっといい加減聞き飽きた感がありそぅな展開になりそぅだったので、途中で退室させていただいた。まことに失礼しました><。退室後は休憩コーナーでじまめのソースを触っていた。

java-jaプレゼンツ・第十一回 第2回チキチキ JJUG だよ全員集合 ライトニングトーク大会

家族と技術と私(tfunatoさん)
  • 勉強会、懇親会は何かを犠牲にしている事に気づかなきゃ。
  • 家族に理解してもらうため、技術者の家族同士の交流を試みている。
  • 大切な物を大切にして、みんなでHappyになろぅよ!
やはり妻帯者はナカナカ時間が取りにくいのだろぅな、と。うちの夫婦は二人とも技術者で、当日もお互いバラバラにセッションを聞いて自宅で情報交換とか、恵まれた環境。他の妻帯者の方々よりも勉強できる環境、のはずなんだ!
でも、この手の話を聞いていつも思うのはj5ik2oさんのご家庭はどーなってんだろ?と。どーやって時間を作っているのかがひじょーに疑問。
Hudsonのソースコードリーディング(cactusmanさん)
  • Hudsonて何?→もちろんアノ名人の事です!
  • Mainクラスを上から順に解説。
Mainクラスは結構小さいんだなぁ。
びーずのようななにか(にしおさん)
  • B'zじゃないよ
  • 台湾の先住民が作った、トンボ玉とも呼ばれるモノ。
  • それの技法のいくつかを紹介
1ページ終わる毎にご自分で残り時間を報告していたw いいメソッドだと思う。
アウトプット重要 -LT編-(happy_ryoさん)
  • LTで失うものと、LTで得るもの。
  • 会場に来ている皆に自ら自己紹介とか、そんなチャンスめったにないよ
メリットで気に入ったモノ→LTを経験する事で、その結果が納得いく物なら「またやりたい」、あまり納得がいかない結果なら「リベンジしたい」という、どっちにしてもLTをやることになるループ。それはつまり、勉強をやり続ける意欲。非常にデキが良いプレゼンだった。
Javaでさくっとミニプログラムを作るときの心得(t_yanoさん)
  • 例外の補足なんて不要。勝手に標準出力に出してくれる。
  • 雛形は作っとけ
  • finally?ナニソレ
  • commons-langとcommons-ioは覚えておくと便利。プログラムがちっちゃくなる
  • mvnbeansをインストールしておけ
  • クラスパスが面倒ならjava6いれとけ
実は自分も小さなプログラムをJavaで作る事が多くて、実感できる点も多かった。が、Java6のクラスパスの設定があんなことになってるとは知らなかった。勉強になった。が、mvnbeansのヨサは理解できなかった。pom.xmlもテンプレートを用意しておいて、maven2のdependenciesプラグインで十分なんじゃないの?と思った。
遠恋と何か(Ewigkeitさん)
  • 福利搭乗をはじめ、多種多様な裏技の紹介
自分は既婚者なのであまり参考にする事も無く、メモしなかった、ごめんなさいw すごい幸せは伝わったので、同棲とかやめて、今のまま結婚しちゃえばいいと思う。で、そのまま遠距離夫婦でいいんじゃないのか、と。いつも一緒に過ごすと文通とかしなくなっちゃうと思う。
【作ってみた】niconico4jを作ってみた【Java】 ~はじめてのライブラリ公開~(regtanさん)
  • ニコ動APIなるもの
ニコニコ動画はあまり見ないので、メモしていなかった…。唯一メモっていた「ニコ動API」という手書きの自分の文字が汚すぎて「エロ動」とも読めるので、そういった話だったっけ?とも思っているが、そういった話だったのかもしれない。
継承だろJK(everesさん)
  • djangoのテンプレートも継承できる
GAEも使うので、非常に興味が沸いた。試してみる。
ActionScript3のススメ(冨永さん)
  • JavaとAS3のソースが似ている
  • EclipseもFlexBuilderも似ている
  • つまり、JavaとAS3は親和性が高い
  • 普及率の高さ、クロスプラットフォーム、AIR、秒が系ライブラリの充実
  • 時代はAS3、と言える
  • だがしかし、業務用の処理系のFrameworkが致命的に不足している
  • 会場の皆さん作って下さい!
展開がよくできているプレゼンだった。が、AIRを使って何か作ってみると、確かにJavaでいうcommon系とかあまり充実しているとは思えないし、誰か作って下さいと俺からも言いたい。
yoshioriさん
  • java-jaの説明とか
  • 次回java-jaの告知。GREE社様のオフィスをお借りできるとか。
なんと、次回はSwingが話題に上がるそうだ。皆と話題がかぶらないようなら、発表するかもしれん。festの話にしておけば、かぶらずに済むかもなぁ?

懇親会

残念ながら、風邪が良くならないのため懇親会への参加は自重。

ビックリした

帰る前にトイレに行って出てきた直後、いきなりヌーラボの縣さんを相方から紹介された。トイレの前で待ち伏せとはどういう魂胆なのか。でも、おかげさまで直接ご挨拶させて頂く事ができた。すごい丁寧な方、という印象でした!福岡でのAIR関連イベントでのAIR GEAR話を少ししておられたし、aqubiは気合い入れてAIR GEARのメンテナンスせにゃイカンですね!
ちなみに、自分はCubbyの話を聞いていない事が後ろめたかったりしたけど、興味が無くてお話を聞かなかったのではありません、相方と交代で別々のセッションに参加して情報交換する作戦だったためなんです。CubbyとHadoopは興味があったのです!
Cubbyについては帰宅後に前回SeaserConのスライドを見て確認した。T2-frameworkと似た位置づけのframeworkなのかな?

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