5/27(金)にappengine ja night #16が開催されました。今回はajn史上最高の女性比率を記録するほど、たくさんの女性に来ていただけまして大変よい雰囲気の中で実施されました。過去の最高記録比400%くらい達成した気がするので、この勢いでいけば次々回あたりには参加者が全員女性という可能性も見えてきました。
今回参加された女性陣の方々で、ちょっとでもappengineやサーバサイドの世界、またはコミュニティそのものに興味が!、とかなんでもいいんで興味を持っていただけた方&楽しんでいただけた方は、是非次回以降も継続しての参加をお願いいたしします。
いつものように@drillbitsさんがtogetterにまとめてくれています、ありがとうございます。
@kazunori_279さんがいつものようにUstream配信して下さり、録画もあります。
@yanzmさん: GWT+UIBuinderのお話
ajn史上二人目の女性発表者です。今回は集まり具合が半端ない(いつもは開始時間では半分ちょっとくらいなのに今回は開始時間で相当埋まった)状況だったのですが、あんざいさんのおかげなのでしょうね。
個人的には GWT は大昔に一度調査したきりでそれ以降使っていませんが、最近の情報を(自分で調査すること無く)知ることができるならこれは美味しい機会だという雰囲気で勉強させてもらいました。またレイアウトに関しても、実はSwing等のリッチクライアントでも「コードから構築したほうが速い(IDEのサポートが必要)・はまらない・テスタビリティが高い」という方針で、通常はレイアウタやテンプレートは使わなかったりします。がしかし、それだとレイアウタやテンプレートの機能について勉強しなくなっちゃうので、やはり自分で調査すること無く知ることができたのは良い勉強になりました。気にしているものの触らない…が気にしている、みたいな状況のプロダクトについての説明を経験者から聞けるのはホント助かりますね。
@tmatsuoさん、@IanMLewisさん、@shin1ogawa: Google I/O 報告
@tmatsuoさんには無理言って、前日開催されたGTUG東京のI/O報告会と同じ Building Enterprise Applications on App Engine を話してもらいました。個人的にすごい気に入っていて、時間を使って話してもらいたかったからです(GTUG東京の報告会では3分縛りがあったw)。課金体系の変更には賛否両論(主に「否」かもw)たくさんありますが、Google様の事だからうまいバランスで調整してくるだろうなーと思ってあまり心配していません。他に印象に残ったのは、例のRoyal Weddingのサイト、32,000req/sと大規模だったのに「特にそれに向けて何か準備とか調整したわけではない」という事です。我々と同じ条件でそのスケーラビリティを発揮したのですね、素晴らしい。なんでI/OのregistrationでEC2ではなくAppEngineを使わなかったんry
私の資料は http://goo.gl/DGZMJ に置いてあります。
@IanMLewis さんの Go on App Engine は、Go利用者が少ない中での発表となりましたが、個人的にはGo on AppEngineの雰囲気を伝えるためにも必須だったと思います。RPCについて他の言語とそんなに大きく違うわけではなく、敷居が高いものではないよと伝わったんじゃないかと思います。IDEのサポートがまだ弱い(IntelliJ, Eclipseしか見てませんが)上に、Pythonのように簡潔には書けない…ように見えるのが残念ですが。I/Oのどのセッションだったか忘れましたが、将来の話として「BackendsにJava, Pythonのマルチスレッドサポート云々」というような話がちょろっあったんですね。自分としてはそれを「ついでにGo Runtimeも乗ってくるんだろなーそれならBackendsでは、GoRoutineで簡潔に書ける&高速に実行出来るGoで書くことになるだろな(Googleはそう考えてるだろな)」と考えていたので、Go on AppEngineは重要な事だと思ってます。ひがさんがヤケに「Goいらんだろ」とおっしゃてましたが、それはFrontEnd(経由のAppServer上)の話だと思います。たしかにそっちでGoは必要なさそうですね。
BeerTalk: Backends他
このあたりは1.5.0プレスリリースで知られていたことだし、前回のajnでも話題に上がった話なのでサラッと流させてもらいました。ただ、@drillbitsさんは女子と話していて聞いてくれていなかったそうです、ヒドイ。
BeerTalk: @bluerabbit77jp さん: Frontend cache control
資料も上がっていますが、これはI/Oのセッション Scaling App Engine Applications で Guido が話していたプラクティスとして紹介されていました。@bluerabbit777jpさんは17,000円程度のcpu使用量が0円になったそうです。ただしこの機能はBilling Onじゃないと使えないから注意!という説明もありました。
ついでに書いておくと、話が終わった後に、とあるGooglerの方がわざわざ前に来て「あ、ちょっとこれには注意が必要なんです。billing onじゃないとry」とか言い出したりしていたので、この人もやはり女子と話していてBeerTalkをちっとも聞いていなかったようです、ヒドイっすな。
BeeeTalk: @knj77 さん: Zusaarの紹介
参加費の決済もできるイベント開催支援サービス「Zusaar」
すいません、女子と話していて聞いていませんでした。
BeerTalk: @kissrobberさん: クラウド時代の新しいソートアルゴリズムTask Queue Sort
資料も上がっています。例のsleep sortをクラウド時代に…という話でコレは相当おもしろかった。こういうのは毎回一つ欲しいですね。
感謝
今回も会場を提供してくださったニフティ株式会社様、会場での準備・案内・片付けなどをしてくださったスタッフの皆様、大変ありがとうございました。告知に失敗したところをフォローしてくれた @tagomorisさん、大変ん助かりました。またいつもUst, ピザ&ビールの面倒を見てくださる@kazunori_279さんありがとうございます&次回もよろしくお願いいたします。
そして盛り上げてくださった参加者の皆様方、スピーカーの皆様方、大変ありがとうございました〜
その他
I/O終了からこの2週間、会社の仕事、ajnの他でもI/O報告系のイベント、I/Oで見ていないセッションを消化、等々で忙しかったです。特に見ていないセッションの消化に関しては、英語力がかわいそうなかんじの自分は動画の消化も実時間の3倍くらいかかってしまい、相当時間を消費してしまいました。そのあたりについて関連リンクを貼っておきます。
- Togetter - 「Google Apps Script勉強会#3 #gasja」
- Togetter - 「Google I/O 2011 報告会 in 東京」
- Togetter - 「東京 GTUG 主催 Google I/O 報告会」
- io2011 セッション(一部)へのリンク集 - aqubi+shin1
次回
7/2(土)に開催されるかもしれません…?なぜ土曜日なのか、は想像しておいてください。詳細が決まれば、参加費の決済もできるイベント開催支援サービス「Zusaar」で告知される予定です。
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