2009年3月5日木曜日

書評:SUBJECT TO CHANGE

ユーザエクスペリエンスの重要さについて書かれた書籍。ユーザエクスペリエンスという単語は昔からあったけど、昨年から急に使われる頻度が上がった気がする。そんなこんなでこの手の話題について結構気にしていたトコにどこかでこの本の紹介を見かけて、嫁さんに「買ってみたら?(俺も読むし)」と勧めてみたところ嫁さんの会社の方が貸し出してくださる事に。で、便乗して俺も読ませていただいた。貸し出してくださった方、ありがとうございました!

この本の特徴として、「具体例が非常にわかりやすい」という点が良かった。おかげで「この章では何を言いたいのか」がわかりやすい事が多い。全体的に、著者の主張については特に新しいものは無いと思うが、どれもこれも具体例が適切なおかげで読んだ端から「Aha!」となるw ちょっと経ってから、いやいや今までもずっと聞いてきた事やん、となる。
全体的な感想としては、読み物として楽しんで読むかんじの本、というカンジ。読み物としては十分おもしろかったです。後、この本はAdaptive Pathという会社のメンバが書いている本なのだが、Adaptive Pathの共同創設者のJeffrey VeenはStartup2Startupという、スタートアップのコミュニティを育てるための活動を継続しているらしい…という記事をTechcrunchで昨日偶然見かけた

余談になるけど、この本を読み始めてすぐに思い出したのが、37signalsの「より少ないシンプルな機能で競争する」。また、こういった本を読む人はEric Sinkの「Eric Sink on the Business of Software 革新的ソフトウェア企業の作り方」もあわせて読むのが良いかもしれない。

最近「へぇ!」となった体験を一つ。ホームセンターへガスコンロのカバーを買いにいった時の事。便利に使えるお気に入りのタイプを求めていたんだけど、いざ店頭で発見してみると微妙なサイズの違いで同じ種類のモノがいくつかあった。で、どれだかワカラン、となったワケです。その時、嫁さんは「ウチはコレだと思う」とひとつ選択した。理由は、サイズとか関係なく「猫のアイコンがついている」という事。サイズごとに包装に違う種類の「アイコン」がついていて、それがまた「猫」とか「車」とか全然違う種類のアイコンになってた。猫と犬とかの差よりもまたわかりやすいし、ガスコンロや料理とかと全然関係ないアイコンってのが覚えやすく迷いにくい。消費者が迷うだろうと考えての事なんだろなー、と感心しましたとさ。

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